ワインの頭痛にはバジル
こんにちは!
ナチュラルメディカル高崎 院長の福田歩です。
遠方より高速を使って、ご夫婦で通ってくださっているクライアントさん。
この方は酒屋さんです。
ワインの品揃えが良くて、ご主人はソムリエさんです。
日本酒も『吟奏の会』の日本酒を取り扱っていて
私もたまに高速をかっ飛ばしてお酒を買いに行ってしまいます(^^)
本日、施術をしながら
「ワインって酸化防止剤として亜硫酸塩が入ってるじゃないですか」
「亜硫酸塩が原因で頭痛になる人は、バジルを食べると良いんですよ」
って話をしたらとても喜ばれました。
バジルに多く含まれるモリブデン(金属)が足りないと、
ワインの酸化防止剤である亜硫酸塩が分解できず、
頭痛になってしまうのです。
もう少し詳しく説明しますね。

体の中で働く酵素の中には、
補酵素と呼ばれる補助パーツと
合体しないと働けないものがあります。
ワインの酸化防止剤である亜硫酸塩を分解する
“亜硫酸オキシダーゼ” という酵素は、モリブデンを補酵素として必要とします。
モリブデンはバジルの他に、
納豆、ゆで大豆、焼き海苔などにも多く含まれます。
モリブデンはほんのちょっとの摂取量で十分足りるので、
普通は不足しない栄養素です。
ですから、もしもワインを飲むと頭痛になる人は、
普段の食生活の中で大豆製品などが
足りていないのかもしれません。
ワインに限らず、ビールでも日本酒でも頭が痛くなるのは、
アルコール分解酵素のキャパオーバーですから、
単純に飲み過ぎです(^^)
つまり、足りていない栄養素はモリブデンだけではなく、
タンパク質、食物繊維、ミネラルなども不足しているかもしれません。
その場合、
「たくさんの品目をバランスよく食べてね」
という体からのメッセージだと思って、
ぜひご自分の体を労ってあげてください。

バジルが乗ったマルゲリータでキリッと冷えた白ワインなんか最高ですね!!
